スーツケースの選び方について
- 短期・中期・長期滞在かどうかで大きさを選ぶ。
- 海外旅行・出張・留学など現地の生活スタイルで荷物の量を決める。
- 持参する荷物の量をシュミレーションしておく。
旅の準備物いわゆる旅行用品で一番最初に選ぶことになるのがスーツケースではないでしょうか。
大きさ、重さ、頑丈さ、取っ手の形、カギの種類、お洒落なスタイルなど様々なことで悩む人が多いのではないかと思います。
「荷物さえ入ればどんなものでもいいかな!?」と考える人も多いかと思いますが、実はスーツケースが海外で果たす役割は非常に多くまた重要になってきますので、安易にスーツケースを選ばないほうがいいでしょう。
というのも、ひとたび日本を離れ現地でホテル生活やホームステイ生活を始めると、荷物の収納や貴重品の管理にかなり気を使うことになります。
もちろん、自己管理としてパスポートやトラベラーズチェックなどの貴重品は肌身離さず持っていれば安心という人もいるかと思いますが、お風呂に入るときも一緒というわけにはいきません。 そこでスーツケースが貴重品の管理等にも役立つといったことになります。
荷物の収納&整理整頓
海外滞在が長くなればなるほど、当然のごとく荷物の量が増えてきます。 必要のないものは持参しない買わないが一番ですが、その考えが頭にあってもそれでも増えます。
*ちなみに、これは経験上ですが、増えることはあっても減ることはありませんでした(;^^)
現地でどのように荷物を整理し収納するかイメージしておくとスーツケースを選びやすくなります。
貴重品の保管
カギがついたスーツケース(現在ではほとんどのものについていますが)であれば、簡易金庫の代わりになりますので、パスポート・航空券・トラベラーズチェックなどの貴重品を保管することができます。
また、ここで注意していただきたいのが、スーツケースのカギは必ず予備を準備しておくということです。 カギを失くしてしまい予備もなく開けることができなくなってしまったという失敗例がよく聞かれます。 メインとなるカギはキーホルダーやキーケースを利用し、予備は財布の中に入れておくなどして、管理するようにすると万が一の場合も対処できます。
カギについてですが、アメリカに行く時は「TSAロック」付きのスーツケースが便利でしょう。
*TSAロック:ウィキペディア参照
休憩時にイスとして代用
他にも使い方はいろいろで、空港で座る場所がないときなどは簡易のイスになったりもしますので、高さも自分にあったものを選ぶと良いでしょう。
大きさを考えるときあまりにもサイズが大き過ぎると移動が大変ですので、自分の体格に合ったものかどうかも購入の際の判断材料になります。
また、他の選びかたとして、スーツケースが飛行機から降りてきたときに自分のものとわかりやすいものを選ぶのもひとつの方法です。 (握り手の部分に派手なハンカチをくくりつけると自分の荷物を探しやすいです)
スーツケースを選ぶ時のチェックポイントは?
◆ポイントその1 【スーツケースのサイズ(大きさの目安)】
・小型 Sサイズ 55-60cm 短期(1~3日、4~7日)
・中型 Mサイズ 60-70cm 中期(4~7日、7~14日)
・大型 Lサイズ 70-75cm 中長期(14日以上)
・大型 LLサイズ 75-80cm 長期(1ヶ月以上)
※あくまでも目安ですので、持参する荷物の量をシュミレーションして選ぶことが大切です。
◆ポイントその2 【スーツケースの質感】
・ソフトケース
・ハードケース
◆ポイントその3 【スーツケースの中】
・ポケットの数
・ポケットの大きさ
・間仕切りが自分が持参する旅行用品にマッチするかどうか
◆ポイントその4 【スーツケースの色・形】
自分のものと他人のものを区別しやすいかどうか。 区別しにくい時は目立つハンカチなどをくくりつける。
◆ポイントその5 【スーツケースの安全性】
カギの種類や形状(TSAロック、ダイヤル式など)
◆ポイントその6 【サブバッグとの相性】
スーツケースの上部にサブバッグを載せて移動する時に、機動性は確保できるかどうか。
スーツケース購入前のワンポイント!
ちなみにスーツケースの中の仕切りやポケットですが、スーツケースの中に入れるものをリストアップして何をどこにどう収納するかシュミレーションしておくと購入時にイメージしやすくなります。 「スーツケースの色や形は気に入ったけど中が自分の好みに合わない・・・」場合は、旅行用のトラベルポーチや衣類圧縮袋を利用して荷物の収納を工夫するとOK(^^)
必要な荷物がスーツケースで持参するには多すぎると判断した場合は、予め現地に荷物を送るかどうかで荷物の量を調整するとOK。
備えあれば憂いなし。
スーツケースを選んでそれに荷物の量を合わせるか、荷物を準備してからスーツケースを選ぶのか、自分の旅のスタイルに一番合ったものを選んで、海外旅行・出張・留学に出発しましょう!